運動療法が鬱病に効果的？
鬱病で悩まれている方も多くいますが、
その治療については、様々な方法があるようです。
そこで、今回は、鬱病治療の運動治療に注目してみました。
運動治療と言うからには、運動をするわけですが、
どんな方法を行うのか？
こちらで詳しく解説しています。
鬱病治療の運動療法とは？
鬱病の運動療法に関して、アメリカンデューク大学で行った鬱治療の研究では、
薬物療法よりも改善効果が期待も高く、再発率も極端に少ないと言う結果が
出ているようです。
そして、最近の研究によると、鬱病患者の脳および血液中には、
神経細胞の成長を促進して、情動を制御するタンパク質
ＢＤＮＦ（脳由来神経栄養因子）が減っていること、
ＢＤＮＦは運動により増加することが分かってきました。
鬱病の運動療法として取り入れられているのが・・・
・水泳
・ランニング
・ウォーキング
・エアロビクス
・サイクリング
・ストレッチ
これらの有酸素運動になります。
有酸素運動には、セロトニンなどの脳内分泌物の分泌を
促進させる効果があるのですが、これが精神に良い影響を与えることも
分かっているんですね。
この運動療法と言うのは、自殺を考えているような重症の人には
向かないようですが、鬱の症状が軽症から中等症の人や回復期の人、
自分の好きな事をしている時だけ元気になる新型鬱の人には
効果があると言われています。
ちなみに有酸素運動はどれが一番効果的なのかと言うのはなく、
基本的には自分の好きな運動を行えばいいようです。
もちろん運動のやり方や時間など細かい事は、
患者の症状などにより異なるので、
医師の指導を受ける事をお勧めします。
しかし、日本では、鬱病に対して運動療法の指導が出来る
医師やカウンセラーがまだまだ少ないのが現状みたいですね。
また、健康保険も適用になっていませんので、
これも運動療法が広まりにくいのかもしれません。
今現在、軽度の鬱状態であると自覚しているのであれば、
積極的に有酸素運動を行うようにするのがいいでしょう。
軽めの有酸素運動を行うことで気晴らしにもなるし
ストレスも発散できると思いますよ！
＞＞うつ病を改善させる話題の方法！コチラで公開しています！
