鬱病にはどんな薬が効果あるのか？
今回は、鬱病に効果がある薬について解説したいと思います。
もちろん、薬は医師の処方によるものです。
今現在、薬を飲まれている方、また、これから服用するかもしれない方など。
どんな薬がうつ病に効果があるのか？
こちらで解説していますので、しっかり把握してください。
鬱病の薬には？
先ず、鬱病の治ですが、休養や心理療法、また、薬物療法などが
主に行われています。
その中でも薬物療法の占める割合は大きいのですが、
その他の療法と併用して行われることも少なくありません。
鬱病で処方される薬物も様々なものがありますが、
開発された順に大きく分けると・・・
・三環系抗うつ薬
・四環系抗うつ薬
・ＳＳＲＩ
・ＳＮＲＩ
この４種類があります。
三環系抗うつ薬と言うのは、少し前までうつ病に使用される薬の主流でしたが、
口渇、便秘、排尿障害と言った副作用が強く、効果が現れるまで２〜４週間も
かかると言うものでした。
四環系抗うつ薬は、三環系抗うつ薬に比べて副作用が少ない為、
体への負担は少ないのですが、うつ病への効果はいくらか弱いのが特徴です。
副作用が少なく、かつ病気への効果が高いものと言うことで、
開発されたのがＳＳＲＩ、ＳＮＲＩです。
ＳＳＲＩですが、これは、神経伝達物質であるセロトニンの再取り込みを
抑える事でうつ病の症状を改善させる作用があるんです。
主に不安や落ち込みと言う症状が強い患者に処方されます。
そして、ＳＮＲＩですが、こちらは、セロトニンとノルアドレナリンに
作用する事でうつ病を改善させる作用があり、意欲低下が強い患者に
処方されるようです。
もちろん、これらＳＳＲＩやＳＮＲＩも副作用が全くないわけではなく、
四環系抗うつ薬と比べると症状は軽いのですが、頭痛や吐き気などの
副作用が出る場合があるんです。
ただ、鬱病の薬と言うのは、長期間服用を続けると依存症になってしまうので、
止めることが難しくなると言われています。
そして、長期服用することで効果が薄くなったりする場合もありますので、
薬だけに頼ると言うのではなく、他の治療法なども一緒に取り入れるのが
いいと思います。
また注意する事として、薬の服用を急に止めると、
離脱症状が現れる場合もあるので、勝手に服用を中止しないことです。
医師の処方をしっかり守ると言う事ですね。
これは、鬱病に限らずどんな病気も同じです。
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